Skip to content Skip to footer

マン国会議長が訪日、天皇皇后両陛下と衆議院議長と懇談

チャン・タイン・マン国会議長は、関口昌一参議院議長の招きを受けて、3日から7日までの日程で日本を公式訪問している。ベトナムの国会議長が日本を公式訪問するのは12年ぶりとなる。

 マン国会議長とグエン・ティ・タイン・ガー夫人は3日夜に羽田空港に到着し、牧野京夫議院運営委員長やファム・クアン・ヒエウ駐日ベトナム大使、ベトナム大使館職員らの歓迎を受けた。

 マン国会議長は4日、衆議院を訪問し、額賀福志郎衆議院議長、玄葉光一郎衆議院副議長及び浜田靖一議院運営委員長らと懇談を行った。

 額賀議長は、一行の訪日を歓迎し、9月にベトナム北部を襲った台風3号(アジア名:ヤギ、日本では台風11号)の被害にお見舞いの意を表するとともに、両国の緊密な連携はアジアにとっても有益であり、あらゆる分野で関係を強化していきたいと述べた。

 これに対し、マン国会議長は、額賀議長の再任を祝した上で、自然災害対策や大型インフラ案件に対する日本の支援に謝意を表するとともに、両国が地域における重要なパートナーとして、協力して国際社会の平和と安定に寄与していくことに期待を示した。

 懇談ではこのほか、議会間交流、人材交流、経済協力及び安全保障における連携強化の重要性などに話題が及んだ。

 4日午後、天皇皇后両陛下は、お住まいの御所でマン国会議長夫妻と懇談された。

 天皇陛下は、令和6年能登半島地震の被害へのベトナムの支援に感謝を伝えられたほか、台風3号の被害にお見舞いの言葉をかけられた。

 一方のマン国会議長は、日本とベトナムが2023年に外交関係樹立50周年を迎えたことに触れ、両国関係は政治から文化に至るまで多くの分野で力強く発展していると述べた。また、長年にわたる日本のベトナムへの支援に感謝の意を表した。

Leave a comment

Get the best blog stories
into your inbox!